森山直太朗 「人間の森」
先日6月1日土曜日、NHKホールに森山直太朗さんのコンサート、「人間の森」を見に(聴きに)行ってきました。昨日、6月2日が千秋楽、最終日を迎えたツアーです。
森山直太朗さんの曲は前からずっと好きで、さくら(独唱)がリリースされた2003年から時間が空くことはありましたがずっと聞き続けてきました。
バナナマンやおぎやはぎを好きになったことも影響しているかもしれません。バナナマンのラジオのバナナムーンや、おぎやはぎのラジオ、めがねびいきで、設楽さんの誕生日を祝う歌や作家オークラの結婚を祝う「運命の人」、スギちゃんのことを歌った「スギちゃんの歌」も聞いてきました。
そんなこんなでいつかコンサートに行きたいなー、と思っていたのですが、今回それがようやく実現しました。
チケットの発売は2018年10月頃だったので半年以上前には申し込んでないといけないんですよね。そういうのもありなかなかチケット取れなかったのですが、今回はしっかり申し込んでゲットできたわけです。
今回の「人間の森」というツアーは、昨年2018年にリリースされた「822(パニーニ)」というアルバムを引っさげて行われました。
やっぱりコンサートって演奏される曲を知ってた方が100倍楽しめると思うのでしっかり聴いてきました。apple musicで。このアルバム聴くためだけにapple music契約しちゃいましたよ。
ここからはネタバレありなので、ご注意ください。
「人間の森」セットリスト 2019.6.1 @NHKホール
この日のセットリストはこちら(太字はアルバム「822」収録)。
1.夏の終わり
2.生きとし生ける物へ
3.さなぎの時代
4.糧
5.旅立ちの朝
6.シルビア
7.みんなおんなじ
8.ソフィー
9.今日の日はさようなら
10.人間の森
休憩
11.出世しちゃったみたいだね
12.やがて
13.風曜日
14.すぐそこにnew days
15.絶対、大丈夫
16.さよならさよならさようなら
17.群青
ENCORE
En1.さくら(独唱)
En2.どこもかしこも駐車場
いつものツアーがどのような構成になっているかはわかりませんが、今回の「人間の森」のツアーでは休憩をはさんで前半が1部、後半が2部という構成です。1部はしっとり目の曲、2部は盛り上がる曲をそれぞれ中心に構成されてました。
しかも意外なことに、アルバムを引っさげてのツアーでもアルバムの曲は半分以下なので以前の曲も楽しむことができました。
おそらくですけど、昔の曲は知ってるけど、最近の曲は知らないっていう人も一定数いて、そういった人たちにもしっかり楽しんでもらいたいという配慮があるんだろうなーと思いました。
今回森山直太朗さんのコンサートに初めて行って感じたのは、圧倒的なサービス精神でした。
曲のチョイスからMC(MCがめっちゃ面白い)、アンコールの演出、なにからなにまで期待を上回ってくれる内容。
個人的に感動したのは以下の曲
1.夏の終わり
2.生きとし生ける物へ
10.人間の森
16.さよならさよならさようなら
17.群青
En1.さくら(独唱)
En2.どこもかしこも駐車場
勿論他の曲もすごくよかったのですが、やはり森山直太朗さんの曲の真骨頂は壮大なバラードだと思ってます。特に16曲目の「さよならさよならさようなら」は聴いたことない曲だったのですが、初めて聞いたにもかかわらず一気にマイベストランキングの上位に食い込んでくるくらい良い曲でした。
アンコールのさくら(独唱)では、1コーラス目は
マイクも通さず、ピアノの伴奏もなく、生声のみ
だったのですが、しっかり会場中に響き渡ってめちゃくちゃ贅沢な時間でした。
全編通して圧倒的な歌唱力で、コンサートの醍醐味ってまさにこれだよね、って思いなおしました。
絶対また行こうと思いましたね。
余談
アンコールって、本来すべての公演が終わって、それでもまだ聴きたい!聴かせてくれ!っていうオーディエンスの声が呼び寄せるものだったと思うんですけど、今ってもうアンコールも織り込み済みじゃないですか。なのにもったいぶって5分とか10分とか「アンコール!」って叫びながら拍手しているのってすごく冷めるなー、と思ってました。
そしたら今回、アンコールの待ち時間1分もなかったんですよ。笑
「もう?!」って言っちゃうくらい早く出てきてびっくりしました。
こんなとこもすごい良いなー、っておもいました。前よりも確実に好きになりました。今後も追いかけたいと思います。
Tシャツも買いました!
※なお、文中の意見にわたる部分は筆者の私見であり、いずれの団体等の見解を代表するものではありません。