月間100kmランニングを始めて3カ月が経過しました。6月は達成できるかかなり厳しい状況でしたがなんとか100kmを走りきることができました。達成が難しかった要因、それは「飽き」です。
ちなみに、初めてひと月で100km走り切った時のエントリーがこちら。未読の方は是非。
なぜランニングをはじめたか、100km走った結果感じたメリット・デメリット等々。
そして2月経過時点でのエントリーがこちら。
ランニング継続の最大の敵は「飽き」だと知る。
月間100kmランニングを始めて2カ月まではどんどんタイムが短縮化されるのと、長距離のランニングに体が慣れてくる感覚とで、結構楽しみながらやってこれたのですが、3カ月目は急に苦行になっていきました。しかも自分ではしばらくそれに気づけずにいました。
どういうことかと言うと、ランニング自体はそれなりに習慣化されてきているので走りに出かけること自体のハードルは高くないのですが、走っている最中のモチベーションが低く、「タイムを更新しよう!」といった前向きな気持ちがなかなか持てず、タイムもどんどん遅くなっていっていたんですね。その理由が自分でもしばらくわからず、走っていて「なんか今日は調子がいまいちだな…」という日が続きました。
気温が高くなってきたことや、天気が悪い日が多いからかな、なんてことも思いましたが、それだけではどうにも自分の中で腑に落ちなかったんですね。
それが6月も80kmを走ったあたりからふつふつとある感情が芽生えてきているのに気付き始めました。それは「同じコースを続けてるとつまんない!」
ランニングを始めてから1回10kmをずっと続けてきていて、自宅から皇居を1周して帰ってくるとちょうど10kmだったので、毎回毎回同じルートを走ってました。
それで2カ月もたつと完全にコースを覚えてしまって、刺激がまったくなくなるんですよ。これは私の性格的なものもあると思うのですが、単調な繰り返しほどキツイものはありません。それが良い、っていう人もいると思うのですが私にとっては苦行だったんですね。なので最後の20kmはもう皇居ランはやめて、走ったことのない道を走ることにしました。
知らない道を走るとリフレッシュできる
それに気づいてからの最後の20kmは久しぶりに走って気持ちよかったな、と感じることができました。走ったことのない道、行ったことのない街、電車でしか行ったことのない駅。そういうところに自分の足で実際に走って行ってみると、こことここってこうやって繋がってるんだっていう気づきにもなるし、なにより新しい景色に脳が刺激される。そういう時は走るのが全然キツくなくて、むしろ気持ちが良い。ランニングを始めた当初に近い感覚を味わうことができました。
ランニングにちょっと飽きてきているっていう人は是非いつもと違うコースを走ってみてください。
ランニングのメリット → 自分を知る
今までも自覚していたつもりではありますが、今回改めて強く再認識したのは、自分が飽きっぽいということ。飽きっぽいというと短所のようにも思えますが、私自身は必ずしもそうは思っていません。今はとにかく新しいこと、もの、経験、知識、そういったものを渇望していて、いろいろな場面で刺激を得られるよう自分を意識づけています。
安定志向とか、チャレンジ志向とか、どっちが良い悪いではなく自分の本質がどこにあるのかを理解し、それを生かしていくことが重要だなと感じています。
そういうことを感じるためにもランニングというのは1つのツールとして続ける価値があるように思います。
ランニングを続けることだけでも、1つ1つ壁があって、しかもその壁っていうのはそのときどきで違う高さ、違う厚みをもって現れてくるから、そのときそのとき自問自答して乗り越えていくことで自分への理解が深まると思います。
あと、昨日で上半期が終わったわけですが、上半期は一度も風邪をひかず大きく体調を崩したこともありませんでした。仕事しつつ、読書しつつ、英語の勉強しつつ、ランニングしつつ、時々遊びにも行っていて結構忙しくしていますが、そんな中で健康的な生活を送れているのもランニングの効果が大きい気がします。
最後に
今回、「いつもと違うコースを走る」ということを書きましたが、これはあくまで飽きを感じ始めた方へのオススメ方法です。
ランニングを始めて間もない方は、まずは続けることが大事なので走る感覚を体が覚えるまでは同じコースを走る方が良いかと思います。
7月もまだ梅雨の真っただ中。今月の100kmランニングも困難を伴いそうですが、なんとか達成できるように頑張りたいと思います。
ランニング中に立ち寄った市ヶ谷の公認会計士協会
※なお、文中の意見にわたる部分は筆者の私見であり、いずれの団体等の見解を代表するものではありません。