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【EXCEL】vlookup関数のエラー解消方法
エクセルで決算作業などをやっていると、うまいことvlookup関数が使えない!
なんでだ?!
絶対数式はあってるはずなのに、数字がちゃんと飛んでこねーぞ!という経験は経理パーソンなら一度や二度は必ず経験してると思います。
意外とあるあるなパターン
ありがちなミスとして、単純に数式が間違ってるパターン。
vloookupと入力しててoが一個多いとか、falseがfalesになってるスペルミスとか、=VLOOKUP(A1,$H$1:$H$14,1,FALSE)の検索値(ここではA1)が入力されていないとか。。。
この辺はあるあるパターンなので、本当に数式に間違いがないか今一度確認してみましょう!
それでもやっぱりエラーが・・・
それでもやっぱりエラーになる!っていう場合。おそらくそんな時には、数値と数値を照合してvlookup関数を使おうとしていると思います。
そんな時のエラーは、高確率で
検索値か範囲の数値が数値として認識されていません。
ちなみに検索値と範囲とはどこのことを言っているかというと
ここです↓。
この検索値か範囲のどちからに問題があると、vlookup関数はうまくいきません。
そして、数値が数値として認識されていないとはどういう事かというと・・・
実際のエクセルシートでみた時に、検索値か範囲のセルの左上が緑色になってる場合です↓。
これは見た目としては数値ですけど、エクセルのシステム上は数値として認識されていない、というイメージをもって頂ければ良いかと思います。
大事なことは、このままだと何百回、何千回vlookup関数をやってもうまくいかない、ということです。
ではその時どうするか。
数値として認識されていない数値の変換
ここででは3パターン紹介します。
①区切り位置機能
まず文字列入力されている数値をすべて選択します↓。
選択されている状態で区切り位置クリックします↓。
そして難しいことは考えず、何も変更しないで完了をクリックします↓。
すると一発で数字として認識されていなかった数字が数字として変換されます(よくわからない日本語になっていますが、そこは気にせず、とにかくこれでvlookup可能になります)↓!
これでvlookupもうまくいきます。
「区切り位置」のこの機能は、もともとこのための機能ではないと思うのですが、めちゃくちゃ便利です。
②数値に変換する
これも①同様、文字列入力されている数字をすべて選択してクリックします↓。
そうすると、このクォーテーションマークが表示されます↓。
このクォーテーションマークにカーソルをクリックすると↓この画面が表示されます。
そこで「数値に変換する(C)」をクリックします。
するとこうなります↓。
これでvlookupはエラーがなくなります。
この時、対象となるセルの数が多いと処理に時間がかかるため、対象の数が多い場合には①の方法をオススメします。
対象の数が少ないならこれでOKです。
③関数を使う
今回この方法を使ってる人がいたのでこの記事を書こう!と思ったわけですが、私にはない発想だったので紹介します。ここではあまり役立ちませんが、知っておくと後々生きてくるかも知れません。
使用するのはvalue関数。シンプルなので使いやすい関数ではあります。
このvalue関数を使うと、文字列で入力された数値を数値形式に直してくれます。
H3のセルに=value(G3)と入力します。するとH3が「1」として数値認識されるようになります↓。
この関数を使って表示された数値をvlookupすれば、エラーがなくなります↓。
最後に
いかがだったでしょうか。
ここをおさえておけばvlookup関数で発生する問題の90パーセント以上カバーできるんじゃないかと思っています。
こんな時どうしたら良いの?!というご質問などありましたらご連絡ください。
※なお、文中の意見にわたる部分は筆者の私見であり、いずれの団体等の見解を代表するものではありません。
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