Aldenの靴箱@自宅
こんなことわざがヨーロッパにはあるといいます。
Good shoes take you to good places(素敵な靴は素敵な場所へ連れて行ってくれる)
また、
履いている靴はその人の人格を表すものである
という言葉もみなさん聞いたことがあるのではないでしょうか。
私は公認会計士試験に合格し、会計士として働き始めてから、靴には人よりもお金をかけてきました。
John Lobb(ジョンロブ)、
Edward Green(エドワードグリーン)、
Crockett & Jones(クロケットアンドジョーンズ)、
Trickers(トリカーズ)、
J.M.Weston(ジェイエムウェストン)、
Paraboot(パラブーツ)、
Chruch’s(チャーチ)、
Berluti(ベルルッティ)、
GAZIANO&GIRLING(ガジアーノ&ガーリング)、
Allen Edmonds(アレンエドモンズ)
等々の有名なシューズブランドはいくつもありますが、
その中でも私が愛用しているのは、アメリカのレザーシューズブランド、Alden(オールデン)です。
なぜAlden(オールデン)なのか
上述した有名なレザーシューズブランドの多くはイギリスやイタリア、フランスといったヨーロッパのブランドが多いのですが、Alden(オールデン)はアメリカのブランドで、アメリカレザーシューズの中で最も有名なブランドだと思います。
試しにgoogle検索で「アメリカ 革靴」と検索してみてください。リコメンドで「オールデン」と出てくるはずです。
そんなオールデンですが、何が良いのかと言えばいくつもあるのですが、私が気に入っている点は「フォルムと履き心地」です。
ヨーロッパのレザーシューズブランドの多くは、シュッとした完全なビジネス向けのフォルムでいかにも「優等生」然とした佇まいをしています。
そのため、日本人の足からするとやや細目なデザインの靴が多いのも特徴です。
特にジョンロブやエドワードグリーン、ベルルッティあたりはその傾向が強いと思います。それゆえに一流ビジネスマンに圧倒的な人気を誇るのもうなずけます。
一方ジャパンブランド、日本製の革靴は日本人の足の形にフィットさせることを最優先にしているような印象で、スマートさに欠けるものが多く、履きやすいのは間違いないのですが、カッコ良いと思える靴が少ないです(日本製革靴ファンの方、すみませんm(__)m。その中でも三陽山長の革靴はかっこいいのが多いので、いつか1足は買ってみたいなと思っています。)
そして、オールデンはと言えば、ちょうどその中間、いや、中間というよりはむしろ両者のメリットを内包した、カッコいいデザインと履き心地を両立させた唯一無二のブランドだと思います。
無骨なデザインの中にもスマートさが垣間見え、また日本人の特徴的な足(幅広・甲高)にもフィットするデザイン・フォルムとなっています。
その形から、スーツにも私服にも合わせることができる万能感もお気に入りの要因の1つです。
これからオールデンを買う人にオススメの1足!いや2足!
これからオールデンを買おうと思っている人に私が所有しているものの中からオススメの2足をご紹介します。
Alden(オールデン) 990
こちらはプレーントゥ(形のこと)のバーガンディ(色のこと)、コードバン製(革の種類のこと)のモデルです。
木型はオールデンの定番モデル「バリーラスト」を採用しています。幅広で多くの日本人の足にフィットするといわれています。
Alden(オールデン) 1340
こちらはチャッカブーツ(形のこと)のブラック(色のこと)、同じくコードバン製(革の種類のこと)のモデルです。
こちらも990と同じく「バリーラスト」を採用しています。
どちらも改めて紹介するほどのこともない程の有名モデルですが、これまで革靴に興味のなかった方にも興味を持ってもらえたらと思って紹介させて頂きました。
オールデンに限らず、革靴はめちゃくちゃ奥が深いので、ハマリ始めると止まらなくなるほど魅力的な世界です。
それ故に出費にも気を付けないといけません(T_T)
Alden(オールデン)の最大の特徴 コードバン
ちなみに、今回紹介した2足はいずれもコードバンと言われる革が使用されています。
これこそまさにオールデンの特徴です。
コードバンとは、馬の臀部、つまり馬のお尻を使用した革で、独特の光沢やシワが特徴です。
上掲の写真を見てもらえればわかると思いますが、ツヤ感やくっきりしたシワが入っています。
もちろん、他社ブランドでもコードバンは使用されていますが、これほどまでにコードバンを使用しているシューズブランドを私は知りません。
雨に弱いというのもコードバンの特徴ですが、それでも革靴界では圧倒的な人気を誇っており、いまだにファンを増やし続けています。
どこで買うか
さて、じゃあ実際に欲しい!となったらどこで買えばいいのでしょうか?
東京都内で買うのであれば、青山か丸の内にある「ラコタハウス」で買うのが無難です。
一部のセレクトショップ(United ArrowsやShips等々)や通販などでも入手可能ですが、最初は自分の足のサイズに合うものを慎重に選んで欲しいので、「ラコタハウス」で買うのがベストだと思います。
店員の方がしっかりフィッティングしてくれます。
最後に
オールデンは日本においてはかなりの人気のため、欲しい靴がいつでも手に入るかというと、全くそんなことはなく、入荷待ちになることもしばしばあります(それでも一時よりは手に入りやすくなりましたが)。
また、価格もかなり高騰しています。
10年前の値段と比べると高すぎますし、日本での売価はアメリカの売価に比べても高いです(なのでアメリカに行く機会があれば、アメリカで買う方が断然オススメ。ハワイにもあります)。
なので、最近ではアメリカから個人輸入する人も増えていますし、私もしたことがあります。
1足買って履いてみて2足目、3足目を買う場合には個人輸入するのも良いと思います。
ただし、1足目はちゃんと試着してから買うのが圧倒的にオススメです。
なぜなら革靴のサイズ感は非常に難かしいからです。スニーカーであれば、0.5cm~1cmくらいサイズが大きくても紐でしばればはけるかもしれませんが、革靴でサイズ感をミスるとそうはいかないからです(経験者は語る)。
サイズミスした時の後悔は尋常じゃありませんので、ご注意ください(経験者は語る)。
まだまだ語りつくせない程書きたいことはあるのですが、オールデン一発目のブログはここまでにしたいと思います。
以上、自称公認会計士業界イチ、オールデンが好きな私からのお知らせでした。
※なお、文中の意見にわたる部分は筆者の私見であり、いずれの団体等の見解を代表するものではありません。